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フィラリア最終月ですよぉ~!! [犬の病気、症状]

今日も暖かい一日でしたぁ[晴れ]

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 あら?

桃ちゃんベロ出てるけど?

暑いのぉ~[あせあせ(飛び散る汗)]

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 猛ルンもベロ出てるけどぉ~

僕ちんは、いつも出てるのぉ~暑くないよ[るんるん]

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今日も仲良く日光浴の二人でした[揺れるハート]

さて、

今月はフィラリア予防最終月ですね。

皆さん、忘れずにお薬飲ませましたか?

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桃ちゃん、猛ルンも、4月~12月までチュアブルタイプで駆除を済ませました。 

もぉ~おしまい?

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 もう~ないのぉ~?

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はい、もぉおしまいだよ。

今年も美味しかったねぇ~

また、来年の春になったらね[かわいい]

温暖化、異常気象で、いつから、いつまで、蚊が発生するか?見極めが難しくなっています。

油断しないで駆除してあげてください。

フィラリア予防とは、
感染してしまう事に対する「予防薬」ではありません。

フィラリア予防とは、
  成長して親虫になって、
心臓で悪さをするのを「予防」する薬

駆除薬なのです。

最後が肝心!フィラリア予防

最近、めっきり寒くなってきました。
フィラリア予防をしていた犬の飼い主さんも蚊が発生している間は
予防薬の摂取を忘れないのですが、蚊の姿が見えなくなるこの時期には
ついつい忘れたり、自己判断でやめてしまったりすることが多いようです。

フィラリアの感染期間と予防薬の投薬期間には1か月のずれがあります。
蚊が4月から10月まで発生しているならば、投薬は5月から11月まで必要なのです。


今日は、なぜずれがあるのかを説明したいと思います。


そもそも、「フィラリア予防薬」と呼んでしまうのが話をややこしくしています。
毎月1回飲んでいるあの薬は、実際には予防薬ではなくて「駆虫薬」なのです。
よくある間違いを整理してみましょう。


Q.あの薬を毎月飲んでいたら蚊に刺されないんでしょ?

A.蚊に刺されないための薬ではありません。蚊取り線香的な効果はまったくありません。
  飲んでいても、普通に蚊に刺されます。
  ただし、蚊に刺されて万が一感染を起こした時には効果を発揮します。


Q.あの薬を毎月飲んでいたらフィラリアに感染しないんだよね?

A.正確にいうと、感染は起こります。
  顕微鏡で見ないと見えないような小さな「フィラリアの幼虫」が、
  蚊の唾液と共に、体内に感染してしまいます。
  この感染は、薬を毎月飲んでいても防ぐことはできません。
  ただし、フィラリアが犬の体で悪さをするのは、心臓に達して親虫に成長してからなので、
  成長してしまう前に薬で退治するわけです。
  つまり、感染してしまうことに対する「予防薬」ではなく、
  成長して親虫になって心臓で悪さをするのを「予防」する薬ってわけです。
  子供のうちに(心臓に行くまでに)退治するという視点からみたら、「駆虫薬」ですね。


Q.じゃあ、なぜいなくなってから1か月後の投薬が必要なの?
  いなくなってすぐでいいんじゃないの?

A.フィラリアの子供(ミクロフィラリア)は、全部で5段階、成長・脱皮して大人になります。
  蚊の体内ですでに「第3幼虫」まで成長した状態になり、動物に感染します。
  蚊に刺されてミクロフィラリアに感染すると、約10日で脱皮して「第4幼虫」になります。
  この「第4幼虫」は、皮膚の下や筋肉内で発育して65日程度で「第5幼虫」になります。
  その後3~4か月で心臓に移動して大人になるわけです。
  で、薬の話に戻ります。フィラリアの薬は1か月に1回飲むので、1回飲めば1ヶ月間
  効果が持続するように思いがちですが、実は飲んで数日で排泄されます。
  長期間持続性の薬ではなくて、飲んですぐに効果を発揮する薬なのです。
  そして、この薬がもっともよく効く(感受性が高い)のが、犬の体内に感染して1か月前後の
  「第4幼虫」なのです。
  以上の理由から、最後に感染した可能性がある時期から1か月後に最後の投薬をするのが
  非常に意味を持ってくるのです。

Q.具体的にはいつまで予防すればいいの?

A.HDU(Heartworm Developmemt Unit)という指数があります。
  1日HDU=日平均気温-臨界温度(14℃)
  日平均気温=(日最高気温+日最低気温)÷2
  と、まあ難しい計算式で求められる値があるのですが、この数字が130を上回る最初の日が
  感染し始める日で、130を下回る日が感染終了日となります。
  こんな計算式で割り出した過去10年間の平均値をみると、
  静岡県での感染期間は5/14から11/5となっています。投薬は12/5までですね。
  ちなみに、一番短い北海道(北見)で、7/27から9/14。なんと2か月弱の予防でいいのです。
  逆に一番長い沖縄で2/10から12/29。ほぼ1年中の予防が必要ということになります。
  今後の地球温暖化で、さらに長い期間の予防が必要になるかもしれません。

来年も感染している子がいませんように・・・

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コメント 2

Bちゃんママ

(^-^)/はーい! フィラリアのお薬のこと よーく解りました!

B も 10日に 最後のお薬 をあげました

狂犬病予防は していても フィラリア予防をしていない 飼い主さんが 多く 心配です ~とくに 外飼いの mix犬の飼い主さん ですけど
by Bちゃんママ (2012-12-17 15:20) 

ルナママ

いつも、獣医さんから1年分を購入。1日に飲ませることにしているので、11月1日で終了でした。
なかなかためになる情報ありがとうございました。

by ルナママ (2012-12-18 16:51) 

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