そういえば^^; [保護犬フレブル<つよし>]
つよし君のお話が途中になっていました
改めて
つよし君の紹介です。
つよしは去年の10/14処分当日に保健所から保護しました。
つよしは迷い犬として保健所に保護され、飼い主を待っていました。
保健所の迷い犬サイトにはつよしの写真と収容期限(1週間)、
備考には皮膚病ありと書いてありました。
迷い犬サイトに掲載された次の日に、健太パパが「様子を見に行こう」と言ってくれたので
つよしに会いに行きました。
その時の写真がコチラです。
後頭部は直径10センチくらいの大きさの脱毛がありました。
おでこ、目の周りも少ししか毛が生えてませんでした。
手も足もほとんど毛が生えてませんでした。
体は小さいけれど、痩せているという事はなく、どちらかというとポッチャリ体系でした。
帰りの車の中での健太パパとの会話
・・・
皮膚病・・・あんなにヒドイと思わなかったね。
うん・・・
予想以上だったぁ~
今回の子は引き出すの無理じゃない?
そうだね・・・
帰ってから先輩ボラさんにも連絡しました。
私も見に行ったけど、かなりヒドイ状態だねぇ~
この子を引き出すには、かなりのリスクを伴うから・・・
無理かも・・・
と言われました。
保健所に収容されている子をみんなレスキューしたいというのは皆が思っている事です。
でも、明らかに老犬や病気の子は里親を探しても希望者が現れる可能性が低いし、治療費もたくさんかかってしまうのでレスキューをする事は難しいからです。
ボランティアの皆さんは、万が一里親が見つからない場合は、生涯面倒をみる覚悟でレスキューしています。里子にいける可能性の高い子は迷いなくレスキュー出来るけど、リスクの高い子は引き出しが出来ないというのが、現実です。
つよしの収容期限は1週間
飼い主が迎えにきてくれるのが一番いいけど・・・
でも、皮膚病が原因で棄てられた可能性の方が高い。
どうしよう・・・
先輩ボラさんも知り込みするくらいなのに、私が引き出しをして大丈夫だろうか・・・
8月に健太を亡くし、9月に吾郎の預かりを初めてして、
そして、この子です。
とりあえず、センターで撮った写真を病院の先生に見せて相談する事にしました。
かなり、ヒドイ状態という事は分かるけど、実際に見て抜いた毛を顕微鏡でみて検査しないと、病名も分からないし、治る病気か治らない病気かという事もこの写真だけでは判定出来ないとの事でした。
ますます、不安になり・・・引き取る自信もなくなり・・・
健太パパにも、今回は諦めた方がいいと言われました。
収容期限ギリギリまで待って、先輩ボラさんが引き出してくれる事を願う事に・・・
ツヨシが保健所に収容されて3日目
岐阜県内の別の保健所にまたフレブルが・・・
とりあえず、センターに連絡、状態を聞くと、特に問題はなく元気だという事でした。
コチラは期限が3日
先輩ボラさんに連絡すると、そこのセンターに出入りしているボラさんがいるので、コチラの子は保護されるとの事でした。
ホッ
さて、問題はツヨシ・・・
日にちが経っても私の決心はつかず
いつもは何でも応援してくれる健太パパも、今回は反対でした。
そして、再度、先輩ボラさんに
「皮膚病のフレブル・・・保護できそうですか?」
預かり先も見つからないし・・・今回は難しいという判断でした。
ヤッパリ・・・
経験のあるボラさんでも引き出すのを躊躇するような子、私が引き出して大丈夫だろうか・・・
ますます悩み、
そして、期限当日
後に保護された子の収容期限も一緒の日でした。
2人も私が保護する事は絶対無理だったので、苦渋の決断をしました。
引き出しには健太パパも着いてきてくれると。
午後から仕事を休んで、2人で迎えにいく事に。
車の中で
もぉ~決めた
後に保護された子を優先する事にする
これからセンターに電話して引き取りがない場合はこの子を引き出す。
もし引き取りてがついていたら、ツヨシを引き出す事にする
健太パパ
「分かったよ。じゃぁ~そうしよう」
えっ反対しないの
「だって、決めたんでしょそうしよ」
うん
で
運命の電話
結果は
すでにボランティアさんが引き出していました。
良かった
これで、2人とも助かる
ヨシ
心を決めて、ツヨシのお迎えにセンターへ
の、前にこれから迎えに行くと
先日、フレンチブル見に行った者ですけど・・・
これから引取りに行きます。
「あの、皮膚病の子?出すの?」
はい
「今日はまだ出せないよ」
え゛え゛~でも、期限今日までですよねぇ~
「今日までだから、今日の0時過ぎないと」
そ・・・そうなんですか・・・
でも、明日は土曜日だから引き出せませんよねぇ~
しかも、体育の日と重なったので、結局、火曜日の引き出しに
仕方なく、火曜日に迎えに来る事に・・・
はぁ~早く出してあげたかったのに
そうだ
先輩ボラさんにも連絡しないと
皮膚病の子、引き出す事にしました。
「そう、大変だけどお願いね。」
はぁい。
で、そのボラさんから夜に連絡が
「火曜日に引き出すんだよね?そこのセンター火曜日が処分の日なんだけど、引き出す事は担当者の☆☆さんに伝わってるよね?」
はい、ちゃんとセンターの方には・・・でも、名前を聞かなかった・・・
「以前も、引き出すって言ったのに伝わってない事があって処分された事があるんだよねぇ~いつも引き出しをしているボランティアのMさんが心配していて・・・当日、朝1番でセンターへ行って引き出すって」
わかりましたぁ~私も行きます。何時に行ったらいいですか?
「7時には行かないと、センターの担当者が出勤する前に行って待ち伏せしないと」
7時
分かりましたぁ~
という事で、
当日の朝7時に先輩ボラのMさんと待ち合わせ。
☆☆さんを待ち伏せ
ツヨシと対面
連休で、3日間、センター職員は誰も来なかったようで
犬舎はヒドイ状態。
3日分のお水とご飯をてんこ盛りにされ、電気も付けてもらえず、窓もない真っ暗な中で過ごした保護犬達
オシッコとウンチまみれで悪臭が
私は、触る事も出来ず、立ち尽くしてしまいました。
私が持っていったバリケンにMさんがツヨシを入れてくれました。
私一人では、凄く心細かったけど、Mさんのおかげで無事引き出す事が出来ました。
そして、すぐに病院へ~
まだ、診察時間には1時間以上ある・・・
車の中はツヨシの悪臭が
とても、中では待っていられない
近くのコンビニで時間を潰す事に
そうだ、以前ジュンママがセンターから引き出した子の臭いを
野生のタヌキの臭い
と、例えていた事がありました。
野生のタヌキ・・・の臭いは嗅いだ事ないけど
こんな臭いなんだ
検査の結果
ツヨシはニキビダニ症(アカラス)という事が分かりました。
連れ帰り、早速シャンプー
何度洗っても真っ黒な泡が・・・
やっとキレイになったツヨシ
今日からは安心しておやすみ
つづく
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