鳥取県のブリオ君。 [保護犬]
約1年半前
鳥取県で保護された
ブリンドルの男の子 (ブリオ君)
憶えてますか?
ATMの前をうろうろ徘徊していて保護されセンターへ
ブリオ君を最初に見つけた方から相談を受け、私のブログでも飼い主に心当たりのある方、里親になってもいいと思われる方を探していました。
保護時、すでに高齢とみられ、皮膚の状態もとても悪かったブリオ君
処分されてしまう期限がせまる中、私のブログを見てくださった方もミクシーなどで情報を拡散してくださったり、同じ鳥取県に住む方にも協力していただきました。
”ひろば” の掲示板にも掲載され、皆様に協力頂きました。
ブリオ君が助かる道は、元の飼い主の元へ戻るか、新しい里親の元へ行くか・・・
ボランティアからの里親探しはNG
他県への里親もNG
かなり、厳しい条件でした。
でも、センターでの保護期間中、飼い主のお迎えはありませんでした。
里親候補も・・・
そこで、最初にブリオ君をみつけた方が里親になってくださると
この方が里親になってくださらなければ、処分の道をたどっていました。
引き取られたブリオ君は洗っても洗っても真っ黒な泡
何度も何度も洗ってやっと綺麗になったそうです。
保護犬のほとんどがみんなそんな状態です。
ブリオ君も随分、放浪していたんだね。
でも、やっと暖かい所で眠れて大事にされて・・・
1年くらい前でしたでしょうか・・・
”ひろば”の掲示板にブリオ君の目が見えなくなったとトピックが上がっていました。
その頃、私も体調が悪く、コメント等はできなかったのですが、ずっと心配していました。
そののちにアメブロで偶然、ブリオ君のブログを発見
はぁ~元気なんだぁ~と安心しておりました。
去年の暮れにブリオ君近況のメールを頂きました。
一部抜粋
その節は、本当にありがとうございました。
あれから、あっという間に時間が過ぎたように思います。
実は、昨日の早朝にブリオが虹の橋を渡りました。
いきなり、悲しいお知らせでごめんなさい。
でも、お世話になった健太ママさんに、
今までのお礼も含めてお知らせさせていただきました。
引き取ってから、皮膚病の治療、両目の失明、
悪性腫瘍による呼吸困難等、病院に通う日々でしたが、
最後は知人が見守る中、息を引き取りました。
先月、かかりつけの獣医にもう手の施しようがなく
あまり長くないことを告知されてから、
知人と私なりにできることはしたつもりですが、
やっぱり後悔が残って、私もまだ心の整理がつかないでいます。
知人は、ブリオからたくさん幸せをもらったと言っています。
まだフレンチブルドッグを飼っている人も少ないこの町で、
不思議な縁から、知人のもとに来てくれましたが、
ブリオが知人宅で過ごせてよかったと思っていてくれたらいいのですが・・。
知人の仕事の都合がどうしてもつかず、
ブリオの葬儀は今週の金曜日になりましたが、
きれいなお庭のあるペット霊園で、ゆっくり休んでくれることを祈っています。
保護犬は、短命な子が多いような気がします。
でも、逆に、「犬生の最後は幸せだったから、だから、もう逝ってもいいかと思って」と、ワンコが言っているような気もするのです。
ブリオくんも、きっと幸せいっぱいだったでしょうね。
by きゃら&ゾフィmama (2012-07-10 12:33)